ホリデッキとは?現実とほとんど変わらない仮想世界を作り出す装置

ホロデッキ:現実とほとんど変わらない仮想世界を作り出す装置ホロデッキは、アメリカのSFテレビドラマ『スタートレック』シリーズに登場する、現実とほとんど変わらないシミュレーテッドリアリティの世界を作り出すことができる架空の装置です。

この装置は、1987年に放送が開始された『TNG』(The Next Generation)シリーズの第1話『未知への飛翔』で初めて登場しました。


ホロデッキ自体は、1辺数メートルほどの立方体の部屋で、この中に複雑なシステムが組み合わせられています。これにより、現実と変わらない架空の空間が作り出されます。

具体的には、ホログラム映像、フォースビーム(重力子ビーム)、そしてホロデッキマターと呼ばれるホロデッキ内のみで有効な物質が組み合わせられています。


ホログラム映像は、近くにあるものなどを表現するために用いられます。一方、フォースビームはホログラム映像に実体感を与えるために使用されます。そして、ホロデッキマターは、細部の感触まで表現するために存在します。

これらの技術の組み合わせにより、ホロデッキは現実と変わらない仮想世界を作り出すことが可能となります。


ホロデッキの用途は多岐にわたり、娯楽から宇宙艦隊の士官の訓練までさまざまです。特に宇宙船や宇宙ステーションなどの、娯楽が少なく、十分な訓練用のスペースが確保できない場所では有用な装置となっています。


しかし、ホロデッキはその娯楽性から中毒症状(つまり、依存症)を生み出すこともあります。これは特にホロデッキ中毒(holodiction)と呼ばれています。


以上のように、ホロデッキは現実とほとんど変わらない仮想世界を作り出すことができる装置であり、その可能性は無限大です。しかし、その一方で、ホロデッキがもたらす問題もまた無視できません。これらの問題を解決するための研究が今後求められます。

目次

ホロデッキが、現実化したらできちゃうことは?

ホロデッキが一般化したらできることはたくさんあると思います。

  • 自分の理想の世界をつくれる

好きな風景や建物、キャラクターなどを自由に配置できるので、自分だけの理想の世界をつくれます。ゲームの中のようなファンタジー世界もつくれそうです。

  • 行ってみたい場所に簡単に行ける

世界中の著名な景色や建造物をすぐに体験できるので、実際に行く手間がいらない分、気軽に楽しめます。

  • 危険な体験ができる

山登りや乗馬、レース観戦など、リスクの高い体験が安全に楽しめます。

  • 練習場所として活用できる

スピーチの練習や職場のシミュレーションなど、現実での練習が大変なことも簡単にできます。

  • コミュニケーションの場に

遠くにいる人と一緒にバーチャル空間を共有し、交流できる場にもなり得ます。

  • 新しいアートの創作空間に

空間そのものをデザインできるので、新しい概念のアート作品も生み出せるかもしれません。

などなど、想像力次第で楽しみ方は無限に広がりそうですね。一方で、現実逃避につながる負の側面もあると思います。適切な利用が重要だと思います。

ホロデッキが、ブレイクする時期は?

ホロデッキが一般に使われるようになるには、まだかなりの時間が必要だと思います。

技術的には、まず超高精細な3D映像技術、触覚フィードバックシステム、人工知能など、関連する多くの個別技術が大きく進化する必要があります。

現在のVR/AR技術は着実に進歩していますが、完全に現実と区別のつかない程の仮想空間を作り出すには、画質、操作性、インタラクションの自然さなど、まだ多くの改善が必要不可欠でしょう。

また、そうした先進的なシステムを低コストで提供できるようになるには、更に時間がかかると考えられます。

私見では、最低でも20-30年は必要と思われ、楽観的に見ても50年程度のスパンが必要ではないかと推測されます。

いずれにせよ、多大な投資と開発力が求められる夢の技術ですが、着実な進化を遂げているVR/AR分野の応用次第では、可能性を秘めていると言えそうです。

ホロデッキと、ホログラムの違いとは?

ホログラムとホロデッキは、両方とも仮想的な映像を生成する技術ですが、その運用方法と目的には大きな違いがあります。
ホログラムは、光の振幅、波長、そして位相を記録することで、立体的な映像を生成します。これは、物理的な現象を利用して、視覚的に3次元の映像を再現します。しかし、ホログラムは触れることはできません。それはあくまで視覚的なイリュージョンであり、物理的な存在ではありません。
一方、ホロデッキは、SFテレビドラマ『スタートレック』シリーズに登場する架空の装置で、現実とほとんど変わりのないシミュレーテッドリアリティの世界を作り出すことができます。

ホロデッキは、ユーザーが物理的に触れることができ、対話することができ、さらにはその環境と相互作用することができる、完全に対話型の3次元環境を作り出します。ホロデッキは、ホログラムよりもはるかに高度な技術を必要とし、現実世界ではまだ存在していません。

したがって、ホログラムとホロデッキの主な違いは、ホログラムが視覚的な3次元映像を提供するのに対し、ホロデッキは触覚的な体験も提供するという点です。しかし、現実の技術では、ホロデッキのような完全に対話型の3次元環境を作り出すことはまだできません。

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